本記事ではプレイヤーモデル変更MOD『Yes Steve Model』について、導入方法から使い方、設定項目の解説や日本語化リソースパックの配布を行っています。
CurseForgeとModrinthでの配布バージョンの違いやウイルス誤検知についても発信しています。
基本情報
『Yes Steve Model』(以下、YSM)は、マイクラのプレイヤーモデルをカスタマイズするためのMODです。
通常のSteveやAlexのモデルを、より精巧で個性的なモデルに変更でき、プレイヤーの見た目を自由にアレンジすることができます。
このMODを使うことで、ゲームプレイがさらに楽しく、世界に没入できるでしょう。

■ MODリンク:[ Modrinth ] [ CurseForge ]
■ Mod Loader:Fabric Forge NeoForge
■ 対応環境:ClientandServer
■ 前提MOD
- なし
■ 推奨MOD
- なし
MODの導入方法
YSMを導入するには、以下の手順を行います。
YSMはForge、NeoForge、またはFabricで動作します。
ご自身の環境に合わせてMODローダーをインストールしてください。
Fabricを使用する場合は、必ず『Fabric API』もインストールしておきましょう。
YSMはModrinthとCurseForgeからダウンロードできます。
ただし、最新版はModrinthにしか公開されていないことがありますので、最新版を使用したい場合はModrinthからのダウンロードを推奨します。
ダウンロードしたYSMのMODファイルをマインクラフトの「mods」フォルダにコピーします。もしくはMODの管理が簡単に行える外部ランチャーを利用するのをおすすめします。
MODを正しく導入できていれば、マインクラフトを起動するときに、新しいプレイヤーモデルが表示されるはずです。(執筆時のバージョンでは)画面左上にピンク髪の赤い制服を着た女性キャラクターが表示されたら、導入成功です。

YSMを楽しむための準備
YSMを最大限に楽しむためには、カスタムモデルを追加しましょう。
YSMでは、デフォルトのモデルに加えて、自分だけのオリジナルモデルを作成したり、公開されているモデルをダウンロードして使用することができます。
以下の手順でモデルの追加が可能です。
- オリジナルモデルを作成したい場合は、BlockBenchなどのモデリングツールを使用します。
- 既に公開されているモデルを使いたい場合は、GitHubやDiscord、Patreon、BiliBiliなどからダウンロードできます。

ダウンロードしたモデルファイルを「custom」フォルダに追加します。モデルファイルの形式は「フォルダ」「zip」「ysmファイル」のいずれかで、小文字の英字または数字の名前である必要があります。


ゲーム内で/ysm model reload
コマンドを使用してモデルを再読み込みします。これにより、新しいモデルがプレイヤーモデル画面に表示され、使用可能になります。


ウイルスの誤検知と対処方法
YSMを導入する際に注意すべき点として、アンチウイルスソフトによるウイルスの誤検知があります。
Modrinthからダウンロードした場合、アンチウイルスソフトがYSMをウイルスと誤認識することがあります。
この場合、アンチウイルスソフトの除外設定を行い、誤検知を解除する必要があります。
また、YSMの最新バージョンはModrinthでのみ公開されているため、最新版を使用したい場合はこの設定を乗り越える必要があります。
ウイルス誤検知の原因
『Yes Steve Model』(YSM)をインストールする際、Modrinthからダウンロードしたファイルを使用すると、一部のアンチウイルスソフトがウイルスとして誤検知することがあります。
これは、YSMがC++部分を暗号化するためにVMP(Virtualization-based Protection)という技術を使用しているためです。


しかし、それでも不安に感じる場合は、CurseForgeからダウンロードしたMODを使用することをおすすめします。
CurseForgeでは、難読化されたMODのアップロードが禁止されているため、誤検知が起こりません。
しかしそのためか、このMODの最新版はCurseForgeでは公開されないようです。
ウイルス誤検知への対策
もしアンチウイルスソフトによる誤検知が発生した場合、以下の手順で対策を行うことができます。

ESET HOME セキュリティ(ESET Internet security)編
アンチウイルスソフトがYSMをウイルスと誤認識した場合、そのファイルやフォルダをアンチウイルスソフトの除外リストに追加することで、誤検知を防ぐことができます。
具体的な除外設定方法は使用しているセキュリティソフトによって異なります。

※駆除レベル設定を「常にエンドユーザーに確認」に設定してある場合、ゲーム起動時に誤検知報告が出ます。その場合は以下を参照して対処してください。
\おすすめセキュリティソフト/

この記事ではESET HOME セキュリティ(ESET Internet security)での除外方法についてのみ解説します。
使用しているセキュリティソフトのメイン画面から設定→コンピュータ保護にアクセスします。
歯車アイコンから除外の編集…を選択

誤検知されるMODファイル内の「ysm-core-2.2.1.dll」を、除外リストに追加します。パス欄にファイル名含めた「c:\」から始まるフルアドレスを記述。※外部ランチャーで言うインスタンス又はMODパックごとに設定が必要。


ゲーム起動時や外部ランチャー起動時に除外する方法
※駆除レベル設定を「常にエンドユーザーに確認」に設定してある場合、ゲーム起動時に以下の画像のような誤検知報告が出ます。

画像右下の「詳細オプション」を開いて、「隔離フォルダにコピー」のチェックを外し、「検出から除外」にチェックを入れ、「脅威を無視」をクリックしてください。

Yes Steve Modelの操作方法とコマンド
プレイヤーモデルの変更方法
『Yes Steve Model』(YSM)は、プレイヤーモデルのカスタマイズが可能なMODで、マイクラのゲーム体験をさらに豊かにしてくれます。
このセクションでは、YSMを用いたプレイヤーモデルの変更手順について説明します。
YSMのインターフェース
YSMを導入した後、マインクラフトを起動すると、プレイヤーモデルの選択画面が利用可能になります。以下は、操作手順の概要です。
- Forge系の場合:
Alt
+Y
キーを押すことで、プレイヤーモデルの選択画面を開きます。
- Fabricの場合:
Y
キーを押すことで、同様にモデル選択画面にアクセスできます。

この画面では、現在利用可能なモデルを確認し、好みのモデルを選ぶことができます。
ちなみに従来のSteveやAlexでも関節が増え、より動きのあるキャラクター表現が可能です。

モデル選択とアニメーション
YSMのモデル選択画面では、モデルだけでなくキャラクターのアニメーションも確認できます。
画面左上部にある服っぽいアイコンをクリックすると、プレビューGUIが開き、アニメーションを視覚的に確認できます。

MOD設定(スパナアイコン)
YSMには、カスタマイズをサポートするための設定画面が用意されています。
画面右上のスパナマークのアイコンをクリックすることで、MODの設定画面にアクセスできます。


- レンダリングの設定:
- 「自身のプレイヤーモデルのレンダリングを無効にする」:この設定を無効にすると、YSMのモデルを使用せずにバニラのモデルで表示されます。
- アニメーションルーレット:
- アニメーションルーレットの再生メッセージを表示するかどうかを設定できます。チャット欄にアニメーションの再生情報を表示するか選択可能です。
- 手のレンダリング設定:
- 「自身のプレイヤーの手のレンダリングを無効にする」:この設定を無効にすると、マイクラの標準モデルの手が使用されます。
モデルファイルの追加方法
YSMでは、新しいモデルを追加することは簡単です。
モデルファイルと認識するには、以下のモデルファイル形式「フォルダ」「zip」「ysmファイル」のいずれかで、小文字の英字または数字で名前が付けられている必要があります。

モデルフォルダは「custom」フォルダ
ゲーム内の設定画面でフォルダアイコンをクリックし、「モデルフォルダを開く」をクリックすることで、「custom」フォルダを開きます。
このフォルダがモデルファイルの追加先となります。
ダウンロードしたモデルファイルを「custom」フォルダに追加します。対応する形式であれば、ゲーム起動時に自動的に読み込まれます。
ファイル導入後のモデル読込み
ゲーム起動中にモデルを読み込むには、チャット画面に/ysm model reload
とタイプしてください。


ペーパードールを非表示にする方法
他に方法があるかも知れませんが、以下の方法で非表示にできます。
サイズを変更するにはペーパードール右下の青いボックスをドラッグ。
それを左上のボックスに合わせれば非表示になります。


モデルファイルの追加方法と配布場所
『Yes Steve Model』(YSM)は、プレイヤーが自分の好みに合わせたカスタムモデルを追加することができるMODです。ここでは、YSMに新しいモデルを追加する方法と、モデルを入手できる場所について詳しく説明します。
モデル配布場所の紹介
新しいモデルを入手するには、オンライン上のリソースを利用します。ここでは、モデルを取得できる主なプラットフォームを紹介します。
GitHub
- 概要: GitHubは、ソフトウェア開発者がコードをホスト、管理、共有するためのWebベースのプラットフォームです。GitHubは、バージョン管理システムであるGitを使用してプロジェクトのコードを追跡し、複数の開発者が同時に同じプロジェクトで作業できるようにします。
- 使用方法
- ここから目的のモデルを探してダウンロードします。
- ファイル一覧から、ダウンロードしたいモデルのファイル名をクリックし、「Download raw file」を選択してダウンロード。
もしくは、緑のボタン「<>Code」から「Download ZIP」をクリックして全てのモデルをダウンロードしてください。


Discord
- 概要: ゲームコミュニティの活発な交流が行われているDiscordでは、モデルクリエイターが作品をシェアすることが多く、最新のモデルを手に入れるチャンスがあります。
- 使用方法:
- 専用のサーバーに参加し、モデルが公開されているチャンネルを閲覧してダウンロードします。
※該当サーバーを利用する際は、マナーを守ってご参加ください。トラブル防止のため、サーバーへのリンクは記載しませんが、Modrinthなどからサーバーに飛べます。
画像下の「Join Discord server」から招待を受けてください。

Patreon
- 概要: Patreonは、クリエイターが支援者に向けてコンテンツを提供するプラットフォームで、有料の高品質モデルが公開されています。
- 使用方法:
- クリエイターをサポートし、専用コンテンツへのアクセスを得てモデルをダウンロードします。
検索エンジンで「patreon yes steve model」と検索してみましょう。
- クリエイターをサポートし、専用コンテンツへのアクセスを得てモデルをダウンロードします。
bilibili
- 概要: bilibiliは、中国の動画共有サイトであり、一部のクリエイターがモデルを公開しています。有料コンテンツが多いですが、高品質のモデルが手に入ります。
- 注意点:
- 有料モデルの購入には、サイトの利用規約を確認し、正当な手続きを行うことが必要です。
動画でわかるYSM & 三人称視点改善系MOD
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- 特に、マイナーバージョン以上の差分がある場合には、そうした問題が発生しやすくなります。あらかじめご了承のうえご利用ください。
MC1.20.1
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リソースパックの導入方法&よくある質問
リソースパックの導入方法については、別記事にて詳しく解説しています。
動画での解説や、リソースパックフォルダの開き方など、初めての方にもわかりやすくまとめていますので、ぜひご参照ください!

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