Potato Shaderのフレームレート比較検証と日本語化ファイルの配布を行っています。
他シェーダーとの比較を通してその軽量さを実感できます。
基本情報
『Potato』はロースペックPC向け軽量特化シェーダー
これは、その名前が示唆するように、文字通りイモのような PC でさえ使用できるように、できるだけ軽量であろうとするシェーダーパックです。
この記事ではそんなイモっぽいPotato Shaderについて、他シェーダーとの比較、日本語化ファイルの配布を行っています。

Shaderpackダウンロード:Modrinth
Shader MOD
- Iris Shaders
- Oculus
- OptiFine
使用前提条件
- Iris 1.5.0以上/OptiFine 1.12以上
- OpenGL 4.0をサポートするグラフィックカード
- Windows/Linux
- インテル HD 5000 グラフィックスおよびそれ以前のバージョンは Windows ではサポートされていません (インテル ドライバーのせいです)。
主な機能や特長
- ダイナミックカラー
- トーンマッピング
- ブルーム
- 被写界深度
- モーションブラー
- テンポラル・アンチエイリアシング
- アンビエントオクルージョン
- カスタムウォーター
- ノーマルマップのサポート
シェーダー比較検証
計測環境
- MSI Afterburner & RTSS Rivatuner Statistics Serverでの計測値を採用
- シェーダーパックの設定はデフォルトを使用
- ビデオ設定
- フルスクリーンモード
- 垂直同期:アダプティブ
- 最大フレームレート(FPS):60
- MOD環境
- Embeddium
- Embeddium++
- Sodium/Embeddium Extras
- Oculus
- Entity Culling
- FerriteCore
- ImmediatelyFast
- Memory Leak Fix
- ModernFix
- その他構造物とバイオーム改変系MOD
- 室内温度24℃±2
※計測環境について、ズブの素人がなんとなくそうしただけです。
こうした方がいいよ、こんな計測項目があるといいよ等ありましたらコメントお待ちしております。
比較シェーダーパック情報
『Potato Shader』とは雰囲気の違うが同等レベルの軽量シェーダー『MakeUP – Ultla Fast』の記事

『Complementary Shaders』当ブログイチオシのシェーダーです。プロファイルが豊富で軽量設定からビジュアル重視の設定まで豊富に取りそろえています。

FPSオーバーレイ表示詳細ツール
この記事で使用しているアプリケーションです。以下のリンクより(無料)ダウンロード可能です。
⚡RTSS Rivatuner Statistics Server⚡
導入参考動画
MSK Gaming様(YouTubeチャンネル)の以下の動画を参考にさせていただき、撮影しました。
大変丁寧に素晴らしい解説をされており、ショートカットキーの割り付けやオーバーレイの配置や表示方法が学べます。
【RTSS】グラボ使用率やFPSをクールに表示!次世代オーバーレイ表示の作り方徹底解説!【MSI Afterburner】
計測結果
今回の紹介シェーダーと、軽量シェーダー『MakeUp – Ultra Fast』と『Complementary Shaders – Unbound』で比較した結果を簡単にまとめました。
結果
デフォルト設定では、『MakeUp – Ultra Fast』より若干負荷が軽い結果になりました。
MakeUp – Ultra Fastでも負荷が高いと感じる場合は『Potato Shader』も検討してみる価値はあるかと思います。
このシェーダーを気に入っているけど、英語で設定よくわからない方向けに、日本語化ファイルを用意しました。
それを活用して設定を詰めることにより、もう少し軽量、より好みに近い設定にできるかもしれません。

バニラ | Potato Shader | MakeUp | Complementary | |
---|---|---|---|---|
GPU温度 | 50℃ | 52℃ | 52℃ | 55℃ |
GPU消費電力 | 136w | 151W | 153W | 183W |
GPU使用率 | 7% | 13% | 15% | 26% |
CPU温度 | 59℃ | 52℃ | 55℃ | 54℃ |
CPU消費電力 | 40w | 37W | 39W | 46W |
CPU使用率 | 7% | 5% | 8% | 10% |




このシェーダー感想(デフォルト状態)
とても軽いシェーダーですが、水の表現は色に深みがあって透明感は少ないものの、バニラとの違いがしっかり出ています。MakeUPともComplementary Shaderとも違った表現です。
霧が濃く設定されたこのシェーダーはある種幻想的雰囲気を持ったシェーダーともいえます。
雲の表現がバニラでさみしいものの、低スペックPCでもシェーダーを入れたい方には試す価値のあるシェーダーです。



設定項目参考動画
日本語化したからといって項目の意味がよくわからないことがあります。
このシェーダーパックではありませんが、類似項目がある『Complementary Shaders』の動画で解説していますので、是非ご活用ください。
日本語化ファイルをシェーダーパックに追加する方法は、以下の記事にて解説しています。

動画でわかる『Potato Shader』
当ブログ運営の、ずんだもんと四国めたんの二人でお送りするMOD解説系チャンネルにアップした動画です。
VCRマイクラβワールドデータを使用し、シェーダーの雰囲気と性能を比較した動画です。
この記事で解説したシェーダー以外も紹介しています。
日本語化ファイル

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※対応バージョンに関して
- ファイル名に「Fabric」または「Forge」と記載されている場合でも、多くは両環境でご利用いただけます。
- ご利用のMODと日本語化リソースパックのバージョンが異なる場合、翻訳されない箇所や表示崩れ、適用されないケースが発生することがあります。
- 特に、マイナーバージョン以上の差分がある場合には、そうした問題が発生しやすくなります。あらかじめご了承のうえご利用ください。
公開日:2024/09/21
ファイル構成
- ja_JP.lang:これをシェーダーパックzipファイル内の「lang」フォルダへ
- readme.txt:注意点、インストール方法、利用規約が書かれています。

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