『RuOK』紹介&日本語化リソースパック配布

シンプルで実用的な最適化MOD『RuOK』の紹介と日本語化リソースパックを配布しています。

目次

基本情報

RuOKは、クライアント側の最適化を目的とした軽量Modで、簡単かつ実用的な機能を提供します。FPS改善や負荷軽減を通じて、快適なプレイ環境を実現します。

動作環境:記事公開時点

MODリンク:[ Modrinth ] [ CurseForge ]

Mod LoaderFabric Quilt Forge NeoForge

対応環境Client

前提MOD

推奨MOD

  • Embeddium:Forge、NeoForge用の強力でMODフレンドリーなFOSSクライアント・パフォーマンスMOD
  • Sodium:NeoForgeとFabric用の最速かつ最も互換性のあるレンダリング最適化MOD。

本記事は執筆当時のMOD公式情報の翻訳および再構成と、【 RuOK-1.7.1_1.20.1-Forge 】に関する翻訳内容の確認を目的とした軽いプレイ体験に基づいて作成しています。

また、ご利用のMODバージョンによっては記事内の情報と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

主な機能や特長

レンダリング最適化

  • 指定範囲内のエンティティ数を制限。
  • プレイヤーの位置に応じて、エンティティの描画位置を動的に調整。
  • 多数のエンティティが存在する場面でのPC負荷を軽減し、スムーズなプレイを実現。

自動グラフィック調整

  • FPS、CPU、RAM使用率を監視。
  • それに基づいて、グローバルなグラフィック設定を自動で調整。
  • 手動設定不要で、常に最適なパフォーマンスを維持。

グラフィックプリセット

  • 以下のプリセットから選択可能:
    • Ultra / High / Medium / Low / Ultra-Low
  • パーティクルや描画設定を一括で変更でき、設定の手間を省ける。

その他の機能

  • Modを導入することで、さらに多くの便利な機能が使用可能に。
  • 現在も新機能の開発が進行中。

実際の効果例

大規模なSkyblock系Modで、土ブロックを右クリック連打して大量の石を集める際、フレームレートが14fps → 52fpsに改善されるなど、明確な最適化効果が確認されています。

下記のセクションにて実際に平均フレームレートを計測しました。

設定項目

項目名説明
性能に応じた推奨設定クリックすると、現在の構成に最適な画質設定を提案します
エンティティ描画数設定した「描画距離」内に存在するエンティティの数です
エンティティ描画距離設定した値を半径とする球体内にいる生物やエンティティのみを描画します
全体画質設定選択した設定に基づき、全体の画質を調整します
パーティクル描画パーティクルの描画はデフォルトで有効です。無効にするとすべてのパーティクルが描画されなくなります
破壊パーティクルの品質一度に描画される破壊パーティクルの数。大量の破壊パーティクルを生成するMODに対して高い最適化効果があります
パーティクル描画範囲プレイヤーを中心に、指定範囲外のパーティクルは描画されません
エンティティ描画描画はデフォルトで有効です。オフにするとすべてのエンティティが非表示になります
パーティクル寿命の変更パーティクルの最大寿命の変更を有効にします
パーティクル寿命パーティクルの最大寿命を変更します
エンティティカリング視野角表示範囲(FOV)を調整し、エンティティのカリング範囲を制御します。360°にするとすべて表示され、カリングは発生しません。
カリング保護距離この距離内のエンティティはカリングされません
描画最適化(ベータ)不要な頻繁ロジック処理を抑えることで描画処理を最適化します
カリング機能カリングはデフォルトで有効です。無効にすると描画カリングが行われません
項目名説明
ドロップアイテムの簡易描画ドロップアイテムが回転したり上下に移動したりするのを防ぎます
ドロップアイテム名の表示ドロップアイテムの名前(例:「1個の土」)を表示します
天候描画の品質天候の品質を下げたり、描画を無効にすることができます
ドロップアイテム名に個数を表示「ドロップアイテム名の表示」が有効なときに、個数の表示を切り替えることができます
チャット欄の最適化チャット欄が防具値を隠さないようにします
雰囲気(MOOD)有効にすると雰囲気ロジックを継続し、無効にすると雰囲気効果音のロジックを停止します
フレームレート異常通知フレームレートが30FPS未満の状態で30秒間続いた場合、設定の調整を促す通知を表示します(デフォルトの通知間隔は5分)
テクスチャアニメーションテクスチャアニメーションはデフォルトで有効です。無効にすると静止テクスチャになります
音声出力デバイスの通知音声出力デバイスが変更された際に通知を表示します
項目名説明
HUD描画HUDインデックスの描画
RXTXデータパケットの描画RXTXデータパケットのサイズを表示します(HUD描画が有効である必要があります)
FPS描画FPSを表示します(HUD描画が有効である必要があります)
CPU使用率の描画現在のCPU使用率(%)を表示します(HUD描画が有効である必要があります)
GPU使用率の描画現在のGPU使用率(%)を表示します(HUD描画が有効である必要があります)
実行メモリ使用率の描画現在の実行メモリ使用率を表示します(HUD描画が有効である必要があります)
エンティティ数の描画描画中のエンティティ数を表示します(HUD描画が有効である必要があります)
プレイヤー座標の描画現在のプレイヤー座標を表示します(HUD描画が有効である必要があります)
サーバーステータスの描画シングルプレイではサーバーチックを、マルチプレイではレイテンシを描画します(HUD描画が有効である必要があります)
カメラ光線距離の描画プレイヤーのカメラ光線とプレイヤーの距離を描画します(HUD描画が有効である必要があります)
簡易RAM表示簡易RAM表示がデフォルトです。無効にすると詳細なRAM表示になります
RAM使用率グラフRAMの使用状況をグラフ形式で表示します
テキストシャドウボックスHUD機能に影付きボックスを追加します。F3インターフェースに似た見た目になります
HUD位置の設定HUDの位置を調整します

計測結果

Embeddium単体とEmbeddium + RuOK(デフォルト設定)を1分間のクリエイティブ飛行動作で平均フレームレート計測しました。
一番上に表示されている瞬間FPS値は参考になりません

上のセクションで触れている設定項目については細かく検証していません。EmbeddiumにRuOKを追加したまま何も設定変更せず計測を行いました。

平均FPS:224
平均FPS:269

デフォルトのまま使用しても若干のパフォーマンス向上を確認できました。

計測に使用したコースは以前別動画で使用したものを使用しました。

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